みんなと同じものを食べる嬉しさ

乳幼児の約10%、3歳児の約3%は食物アレルギーを持っていると言われています。
6歳までに80%~90%の子どもはアレルギーを克服しています。
残りの20%。
大人を含め全国で約1800万人の人が食物アレルギーで苦しんでいます。
ご家族は自分の子どもの食べられるものを奔走して調達し、毎日手作りをしています。
アレルギーを持つ人の為のお店はまだまだ足りません。
当施設ではそんな子どもたちと家族を笑顔にしたい
知的障がい者も人の役に立ち喜んでもらえる仕事で生きがいを見出したいという思いから
アレルギーに配慮したパン菓子のお店
「hana-hana]をオープンしました。

特色①パン、クッキー、プリン、ゼリーは全てアレルギー対応
パンは卵・乳不使用。生地に豆乳をたっぷりと使用するなど、アレルギーの無い子どもも一緒に美味しく食べていただけるように原材料にこだわりました。



特色②持続可能な開発目標(SDGs)の取り組み
食物アレルギーを持つ子どもたちを笑顔にしたい。重い障がいを抱える利用者が支援を受けるだけでなく働きがい、生きがいにつながるように、という今回の取り組みは、開発目標3「すべての人に健康と福祉を」、同4「質の高い教育をみんなに」、同11「住み続けられるまちづくりを」につながるアクションです。
特色③パン・料理のプロがレシピを開発
商品開発の中心メンバーの一人、50代の男性職員は以前、京料理の老舗で修業した後、独立した経験を持つプロの職人です。「知的障がい者の経済的支援がしたい」と転職し、8年前から「花の会」の職員として働いています。3年前に最高級ぽんず「職人の技」を開発し、今回も妥協を許さないプロの味を追求し、絶対の自信をもって「安心安全な味」を完成させました。
コンタミネーション
衛生管理の基本である「持ち込まない」「広げない」「排除する」と同じで
卵・乳に関しては持ち込まないことを徹底しています。
パン・菓子の製造では一切使用していません。
小麦粉を使うパンと同じ作業室ですが、作業を米粉を使う菓子部門・小麦粉を使うパン部門と小麦粉の混入を少しでも避けるためにそれぞれに班を分けて作業しています。
器具、作業台など使うものも全て区別して使用しています。
毎日の器具の洗浄、熱湯消毒、清掃は欠かせません。
米粉部門(お菓子)
小麦粉・卵・乳を使わない菓子に特化し、クッキーの製造を主におき、ゼリー、プリン、パウンドケーキなどを製造しています。
クッキーにおいては小麦粉の代わりに米粉(ミズホチカラ)、香ばしさを出すためにナッツ粉を使い、コクを出すために豆乳入りのホイップをバターの代わりに使用しています。
他にも米粉の蒸しパンやグルテンを使わない米粉パンも開発中です。

小麦粉部門(パン)
卵・乳を使わないパンに特化し、甘味・旨味を出すためにパン生地に豆乳を使用しています。
また添加物も天然以外のものは使用していません。子どもたちに美味しいと言ってもらえるパン
を作っていきます。
お店ではその日の焼きたてパンをお客様にご提供しますが、発送するパンに関しては
焼きたてのおいしさを保つために粗熱が取れた時点ですぐにー18℃以下に冷凍しお届けします。

作業風景
パン・菓子の作業には様々な工程があります。クッキーを並べる、焼いたクッキーを冷ます、袋に入れ計量するなど。
障がい者のできないことに目をむけるのではなく、それぞれの得意なことに目をむけると障害の程度に関わらず何かしらできる作業があります。
職員がその得意を見極め、みんなが作業に関われるように支援します。




